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2008年8月27日水曜日

2008 西日本OP級選手権大会

20080822~20080824
佐賀県唐津市 佐賀県ヨットハーバー

第31回西日本OP級選手権大会に行ってきました。

















photo by watanabe

21日早朝、人間ドック受診のために熊本へ
夏休みとはいえ、子連れで人間ドックを受診する方は他におらず
コウシを待合室に残したまま、昼までかかって受診しました。
唐津に向けて走りだすとコウシが言いにくそうに、

お父さんの会社の人からお金もらったよ

 エッ なんでもっと早く言わんかった?
 
お父さんには絶対言うなと口止めされて言うのを迷ったらしい
ドックに来ていた同じ会社の人にどうして病院についてきたのかと聞かれ、
ヨットレースに行くことを話すと頑張ってこいよと餞別をいただいたそうだ

 困ったことが発生した。

宮崎から人間ドックに来ていた人は6人 だれからいただいた?

 どんな人だった?

  うーん 整理番号2番の人でメガネをかけた人

私が3番だったのでいただいた方がすぐにわかりひとまず安心した。

熊本から佐賀まで下の道を走り、長崎自動車道の下をくぐって有料道路にのり
午後3時過ぎに唐津に着いた。

温泉タイムにはまだ早いので唐津城に行ってみることに














道路を挟んだ駐車場に車を停めて、地下道を通って

お城の正面からぐるっと回って反対側へ
100円払って上まで行けるエレベーターに乗ると、
斜めに上がっていくめずらしいエレベーターに喜んでいた。
















観光地のコインを集めているというので
天守閣下のおみやげ屋さんで記念コインを買ってやると
刻印する機械で日付と名前を刻印していた。

唐津城からB海面を望む

















石段を降りていく間に、高校生がランニングで階段を上がってきた。
息を切らしながらも、全員が大きな声で挨拶してくれる。

 何部だろ?

挨拶するスポーツマンは気持ちがいい。
一人ひとりにがんばってねと声をかけた。















その後、鏡山温泉に入りイオンで朝食の買物を済ませて
ハーバー近くの駐車場に入った。
私たちのほかには、遠征組はさすがに誰もきていない
私は運転の疲れからか、いつの間にか寝てしまったが
コウシは遅くまで本を読んでいたようだった。

アトランタオリンピック記念レースの朝、
雨の中、玄海ジュニアのクニマサくんが艇下ろしを手伝ってくれた。

  体が大きいとOPはツライやろ?
 
 イヤ そんなことないです。
 体が大きくても速い選手はいるから
 ボクくらいの体でもOPは乗れんとイカんのですよ。

頼もしい さすが玄海ジュニア
ありがとう クニマサくん



計測初日、順番待ち














初日のアトランタオリンピック記念レースは
出艇したものの豪雨とカミナリのためノーレースになりました。残念!

夜、熊本、時津ジュニアの皆さんとハーバー近くの「ももや」さんで
ハンバーグを食べ、宿に帰って夜遅くまで時津、北九州の皆さんと
ジュニアヨット談義で盛り上がりました。


大会1日目は午前1本、午後3本のレースが行われた。
私は広島の保護者の方と去年までOPの選手だったヨシナガくんと
レスキュー艇で海に出た。


















1本目
















午前中はAクラス、BクラスともA海面















AクラスはソーセージコースでS-1-3-1-3-F
本船側からスタート、3、4回無駄なタックをしてから右へ右へ
保護者の意見は分かれたものの、私には左の方が風があったように思えた。
ダイチはシングルで1上を回ったが、コウシは待てど暮らせど来ない。
なんとか2上、3上で少しだけ挽回するが・・・ダメ
ダイチは上りで順位を落として後退した。
1本目が終わり、午前のレースは終了!

光ジュニアの皆さんとVSR















熊本ジュニアの皆さん
















昼休みに

 お父さん 昼からはコンパス使わんよ
 自分で判断して走るわ

コンパスを付けてから2,3回しか練習していないので
確認する要素がひとつ増えたのは、荷が重かったみたいだ。

 わかった 自分の思いどおり走れ!

午後からはB海面で3本のレースがあった

コウシが言うには風が振れるので真ん中を上ったつもりだったらしいが
、真ん中は風が無く、いいスタートを切っても、両サイドの
どちらかが伸びてきてブローで伸ばしてきた艇団に被せられる展開だったそうだ。
誰から聞いてきたのか知らないがレース海面上空の雲がU字型をしていて
雲の下だけ風があったらしい。















4本目のレースはスタートしてから、ほとんどの艇が長い時間ポートで走った。
コウシは下1からスタートして途中までトップ集団だったそうだが
いつの間にか、本船サイドから出てポートで伸ばした艇団に大きく差を開けられた。
確かに真ん中は風がなかったような気がする。

2本目か3本目は左にいった艇がダメ
もう一本のレースは逆側が伸びてきた。
地元の方が、ハーバーから吹いてくる風は
左側が本命だと思うが、この風は難しいと話してくれた。

両サイドのブローの強弱に加え、上マーク付近は潮が強かった。
ハーバーの方からスタートラインに向けて流れる潮は
おそらく増水した川の流れのものだと思われる。
条件が重なるとどうアドバイスして良いのかわからない。

印象的だったのは、スタートしてから数分後には艇団に10艇身ほどの
差をつけ飛び出していたオカダ選手とヤマモト選手
彼等のスピードは群を抜いていた。



2日目、Aクラスは2本のレースがあった。

出艇前、風が上がり波も増してきた
コウシは朝食べすぎたのか、気持ちが悪い、腹が痛いと言っている。
私のキャベジンを飲ませ、その上に熊本のマエダさんから
いただいた整腸薬も飲ませトイレに行かせたら少し落ち着いた。

我々のレスキューがB海面に着くと、大きな波に揉まれながら
コウシとダイチが練習をしていた。















 ダイチ! コウシ! 今日の波はオマエらがいつも練習している宮崎の波じゃ!
 ガンバレヨ! と声をかける

海面に着いてから波、風ともにさらに大きくなり
強風、大波で本船に十字旗が上がってレスキューが忙しくなりそう





























































ジュリーのお2方は余裕の表情です。















スタート直後からあっちでバタバタ、こっちでバタバタと走れずにいる艇がいる。
その内に沈艇も出てきてレスキューが忙しくなった。
救助するまでの艇はいないが、沈している艇があちらこちらにいるので目が離せない。

保護者の方々がクラブから持ってきたコーチボートで出艇していたが、
大きな波に危うくなりエイボン、VSR以外のコーチボートはほとんどが引き上げたようだった。
しかし、松山のアオノ夫妻は別格! 
クラブから持参したコーチボートで私等のエイボンよりブッ飛ばしていた。
 アオノさん、ワタナベさんはスプレーを浴びながら1眼のシャッターを切っていた。

モノホンの海洋写真家 恐るべし!

2レース目、強風に煽られスタートライン上でバタバタしていたコウシは
なんとか2レースとも走りきることができた。

アカクミが手放せません
















上位陣は、この強風、大波をものともせずに走りを楽しんでいた。















フリートは快調に飛ばす組、翻弄される組に分かれ
2レースとも上位陣の早すぎるフィニッシュでDNFになった選手が数多くいた


1日目の複雑な海面、2日目の強風大波の中でのレース
なんとなく走っていた去年に比べると、当たり外れは別として
少しは考えて走れるようになったようだ。



戦い終わって・・






























ハナダアニィはサングラスの跡がクッキリと
















ボクだぁーれだ?
















荒れたコンディション、難しい風の中、スムーズに運営をして
くださった玄海ジュニアヨットクラブ、佐賀県セーリング連盟、
関係者の皆さまありがとうございました。
保護者の懇親会ではビールサーバーのおいしいビールに
獲れたてのおいしい刺身をいただきました。

子供たちを温泉に連れていってくださった熊本ジュニアのお母さん方、
酔っ払いの私たちをタイヤ館まで車で送ってくださり
昼間はVSRをカッ飛ばしていた光のハナダ兄弟のお母さん
本当にありがとうございました。

さぁ次はいよいよ蒲郡に向けての合宿と練習です。がんばりましょう!


おつかれさまでした。

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