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2004年11月26日金曜日

サイワキコーチ



















ダイチが入会してから小学生は3人になった。
小学4年のタロウ。
小学2年のダイチ、コウシ。

ウチのクラブは毎月第2、第4土曜日と
第3日曜日に練習している。
練習は朝8時半から4時くらいまで

朝、ヨットの艤装をしてから
準備体操、 ミーティング、出艇となる。
お昼に一旦、陸に上がり昼食をとる。

練習はコーチと保護者が協力して 指導している。
ヨットは海が相手なので
万が一の危険がつきまとうので
練習には保護者もいっしょに参加する。

現在のコーチはサイワキコーチ。
今の高校生が小学校の時から
子供たちの指導をしていると聞く。

30才前半らしいのだが
なにか相談したりしても

 だいじょうぶっスよ。

という返事が返ってくる。
落ち着いていて判断もしっかりしてくれるので
頼もしい。

コーチはセーリングクルーザーを所有している。
クルーザー乗りの話ではカレは本物のヨットマンらしい。
本物のヨットマンは、操船はもちろん、
自分でヨットメンテナンスができてこそ本物。
最終目標がクルーザーの私もコーチがヒマなときに
クルーザのことをいろいろ教えてもらおうと思っている。

ディンギーヤードの中には
カレが皆のために自作したモノがたくさんある。
子供たちのヨットの壊れた部品や、
ヨットを車で運ぶ時に使うラックなど・・
必要なものがあると金属を切ったり
溶接したりして なんでも作ってしまう。

子供たちの扱いも手馴れたものだ。
長年、子供たちの指導をしているので
親が誰であろうが
親がいようがいるまいが、
子供たちに厳しく接してくれる。

カレ自身、自分の子供がいるわけでもないのに
練習日には欠かさずに出て来て子供らの指導をしてくれる。
ジュニアクラブからコーチに支払われている謝礼は
わずかだと聞いている。

ヨットが好きで子供が好きじゃないとできないことだと思う。
私も少しでもヨットのことを覚えて指導の
手伝いが出来ればと思っているのだが
コレががなかなか身につかない。

たとえ私にヨットの知識があったにしろ、
親子だと甘えがでそうなので
親よりも コーチから指導してもらうほうが
子供のためには良いと思う。

コーチは津屋崎のはじめてのレースの時も
応援に駆けつけてくれた。
ついでがあったから寄ってみました。
と言っていたが、
そんなに都合よくついでがあるわけがない。

子供たちのことが気になって
わざわざ来てくれたの だろう。


こんなに一生懸命やってくれるコーチがいる。
そんなコーチの思いは、
今は幼稚なコウシには伝わらないと思う。
いつか、わかる日がきたら
お前達のために自分の時間を割いて一生懸命指導して くれた
サイワキコーチがいたということを思い出してほしい。