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2006年12月25日月曜日

別府クリスマス合宿

20061223~20061224



















別府クリスマス合宿に行ってきました。

夜8時半に宮崎を出発して
途中、別府ジュニアのヒラバラさんから
艇庫のカギをお借りして
12時過ぎに北浜ヨットハーバーに到着。

今回、一泊目は別府ジュニアのご好意により
艇庫2階に泊めさせていただいた。















一足遅れて、ダイチ一家が夜中の3時前に到着
さぁ寝ようとみんなで横になるが
私だけ目が冴えて眠れない。

どうしても眠れないので1人で温泉に行くことにした。

ハーバーの近くの別府高等温泉に行くと
時間も時間だけに男湯に客は私1人だけ

ぬるい方の湯に30分くらいゆっくり浸り
着替えをして温泉を出ようと
クツ箱を開けてクツを取ろうとすると、
中から黒い財布がポロリと落ちてきた。
なんで私のクツ箱に財布が入っているのかと思いながら
財布を開けると万札がビッシリ。
ビックリして番台のおっちゃんに財布を渡した。
クツを履くと、感触が違う。  ん・・?

 オレのじゃないやん。

間違って他人のクツ箱を開けていた。
誰かが貧乏な私のために万札入りの財布を投げ込んで
くれたんじゃなかった^^

温泉に入ったら寝れるかと思ったが
結局、朝まで寝付けなかった。

練習1日目の朝





























艇の艤装をした後
午前9時からスキッパーズミーティング
ハマモト先生から合宿での練習メニューの説明と
コーチの紹介があり















ミーティングの後 Aクラスは
10人ずつくらいの3班に分けられ
コウシは別府のタカハラコーチの組になった。
出艇後、コーチボートから指示を受けてのセーリング練習。





























私たちの乗ったスドウ丸には
OP時代に西日本少年少女オープンで3度優勝したことの
ある早稲田大学ヨット部のタカハシコーチが乗り込んで
子供たちにアドバイスを送る。

・乗る位置
・フリーでのセールトリム
・コース  など

なるほどなぁと思うことばかり
指摘された子供は目をパチパチしている。

昼に着艇すると別府のママさん特製のカレーの
匂いがあたりにたちこめていた。
辛さが大辛・中辛・甘口と3種類もあって
別府のママさんの気遣いに大感激。
グルメなダイチの父はオイシイ!ウマイ!を
連発していた。

鹿児島ジュニアのケイスケがコウシたちの餌食に・・















午後からはコース練習。
スタートして上、サイド、下マーク、スタートライン
を回るコース練習















コウシは強風でメインが引けず上り角度が極端に悪い。
第1線からスタートするものの
上マーク回航時にはビリに近い順位。
本人が言うには、引いても引いてもシートが出ていくらしい
力が無いのか。根性がないのか・・・

ほとんどの合宿やレースでは
めったにホテルに泊まることはないのだが
今回はクリスマス。
一年の一度の贅沢でハーバーの近くに宿をとった。

コウシがヨットに乗ってるところを見たいと
じいちゃん、ばあちゃんも駆けつけてくれた。

夕食はダイチの父のお勧めで
大分名物の鳥天を食べれるお店に
8人で繰り出し、食事の後
別府ファンタジアの花火を見て
子供たちは大喜びだった。


別府クリスマス合宿2日目
同日は九州内の高校生の合宿も同時に開催されており
高校生はジュニアと出艇がダブらないよう
朝8時には出艇していた。















ハーバーに着くと
スロープに人だかりが出来ている。
輪の中心にタカハシコーチがいた。















艇を前にしてOPのセッティングについて
子供たちにわかりやすいように説明してくれた。
セッティングの話の中で
小柄のコウシのタメになる話があった。

世界では体の小さいセーラーでも強風の中で
速いセーラーがたくさんいる。
ハイクアウトはもちろん大事だが
小さいセーラーが強風で走らせるには、
艇のセッティングが非常に大事。
強風だと艇をヒールさせる力ばかりの
セッティングではダメ。
大体このくらいでいいだろうという
んじゃダメ。
キチンとマーキングをして
その時に風に合わせて調整する。
センターも大体で上げ下げしているようじゃ
ダメ。センターにもマーキングして上げ下げを
キチンとする。などなど
スタートやタクティクスについても
タカハシコーチから講義ありタメになる
話ばかりだった。















その後、出艇したものの
風が無くほとんど練習ができなかった。





























今回は風に恵まれず
1日目しかセーリングできなかったが
Aクラスの中でのコウシの位置は確認できた。
早稲田のヨット部のキャプテンのタカハシコーチ
からもいろんなアドバイスをいただいた。
また、コーチボートに同乗させていただいて
福岡ジュニア、玄海ジュニア、別府ジュニア
のお父さん方からもいろんな話を聞けた。

帰りの車の中で
ダイチとコウシが話していた。

てげ カッコイイよね?
うん すげカッコイイ。

なんの話かと思って黙って聞いていると
タカハシコーチの話だった。
コーチは彼ら中ではヒーローみたい。
コウシとダイチにカッコイイとカッコ悪いとか
いう考えがあるのには驚いた。

鹿児島のハシモト先生が
ダイチの艇の設定をみてくれているときに
「合宿はひとつでも持って帰れることがあればいい」
とおっしゃっていた。

 お父さん、帰ったらマーキングせんとね。

カッコイイ、タカハシコーチの言葉が
コウシの頭に残ったらしい。

別府ジュニア関係者の皆さん
大変お世話になりました。
また来年もぜひ参加させてください。
本当にありがとうございました。

2006年12月12日火曜日

センターとラダーの贈呈式

20061211



















ウチのOPのセンターとラダーが
ボロボロになっていたのを見かねて
ゴトー先生が新しいのを3組作ってくださった。

まず、ボロボロになったセンター、ラダーから
金具とエクステンションを外し
レース用のセンター、ラダーから型をとり
木目のきれいな耐水材を切り取り
ツルツルになるまでペーパーをかけて
何度もニスを重ね塗りしてピカピカの新品が
できあがった。

先週、完成していたのだが
子供たちに大事に使ってもらうために
先生の手から渡してもらうことに
 
 ダイチ!コウシ!大事に使えよ!
















製作風景
ニスの重ね塗り中です。















ニス塗りが終わって組み立て















エクステンションの取り付け















ランゲの修理
ぶつけて割れていたところを修理して、
腐ってボロボロになっていた仕切り板も
新しく作ってくださいました。















最後にハルを塗装してピカピカに















今日は鹿児島のイワキさんからいただいた
「安納芋」をゴトー先生といっしょに食べました。
中は濃い黄色でねっとりした感じで普通のサツマイモ
より数段甘いです。

ぜひお試しあれ

2006年12月5日火曜日

今年最後? 鹿児島合宿

20061203~20061204



















また鹿児島にやってきた。
今年、何度目だろう・・

ウィンターカップに始まり
鹿屋カップ、鹿児島国際大学学長杯、鹿屋体育大学学長杯
その間、数回、合宿と称し
鹿児島ジュニアの練習に参加させて
いただいた。

大分のB&G大会でビリを引き、小戸カップでも
全くダメで、今年一年間はできる限り頑張ってみようと
大会に合宿に参加してきた。
その大部分が平川と鹿屋


ダイチ親子と宮崎を朝6時に出発
約2時間で平川に到着した。
ダイチの父は会社の忘年会があるので
今日のお昼には電車で宮崎に帰る。
2日間、子供2人の面倒くらい私がみようと
思っていたのだがいっしょにきてくれた。

ハシモト先生の朝のミーティング















なんとなく元気のないカイト















コーチボートの出艇風景
鹿児島の子供たちはこれより大きなゴムボートも
子供たちで準備します。















シオちゃんとダイチのツーショット















午前中は7~8吹いた。















ヨットが大好きなタクミ















飛行船とコウシ















スプリットのワイヤーが切れたシオ















コウシのクローズ















コウシのジャイブ

ジャイブの後、コーチボートを下マークに見立て
スペースを空けないように回る練習。
うまく回れなかった子供には
コーチボートのスターンにいるババ先生から
愛のムチが飛んでいた。















午後からダイチの父を平川駅まで
送って行き、子供たちを海に出した。
午前中よりさらに風が強くなり
強風の中、下マーク回航を中心に
練習した。

午後4時にハシモト先生から着艇の指示があり
子供たちはマリーナに戻っていった。
我々オヤジ組は一足早く着艇し、子供たちを
待っていたが2番目に湾内に入ったはずのコウシが
なかなか戻ってこない。

皆からずいぶん遅れてやっと戻ってきた。
湾内に入ってハシモト先生に呼び止められ
タックの時のティラーのきり方ができていない
と30回くらいタックの練習をさせられたらしい。

ハシモト先生は部外者である我々にいつも
親身になってご指導してくださる。
ありがたいことだ。
子供たちの片付けが終わり1日目の練習が終了した。




今日は鹿児島ジュニア事務所のコンテナに宿泊予定だ。
寒くないようにとゴウくんがマットを、
リュウのお母さんが家からヒーターを持ってきてくれ、
室内に電灯がないからとケーブルを引き込んで照明まで
用意してくれた。

冷えた体を温めようと
ダイチとコウシを連れて
平川マリーナから車で15分ほど走った
喜入町の石油備蓄基地の近くにある
道の駅「喜入」に向かった。
ここは道の駅と温泉が合体した施設で
温泉が 大人300円、子供120円
(タオルと石鹸は持参すること)

館内にはうどんがメインの食堂がある。
看板はうどんメインだがメニューには
寿司、刺身などの定食もたくさんある。


ダイチ!がんばったから
今日は何でも食っていいぞ!

 ホントですか?

とダイチは一番豪華なスシ定食を注文した。
子供だから全部食べれるかなぁとの店員さんの
心配をよそにダイチはペロリと平らげた。
コウシもダイチくらい食えるとねぇ
ダイチの体重35K コウシ25K
コウシは去年から3キロしか太っていない。
もっと食えよぉ

道の駅「喜入」を出てから
携帯を見るとイワキさんから着信があっていて
電話を入れると

 寒いからウチに来ませんか!

とのこと
コンテナに快適に泊まれるように
いろいろ準備してくださったことが頭をよぎったが、
2つ返事でイワキにお世話になることを決めた。
そう言えば、鹿児島ジュニアコーチのトクシゲさんも
ウチに泊まってもいいですよぉと
言ってくださっていた。
みなさんヨットを指導するときはきびしいけど
親切であたたかい方ばかりである。

イワキ家に到着後、
子供たちはゲーム大会
私とイワキ夫妻は12時くらいまで
子供とヨットについて語った。
 
2日目の日曜日の午前中
ハヤシ理事長のご好意により
子供たちもB級ジャッジの講義を聞かせて
いただいた。
コウシは
  
  意味わからんし・・とぬかしてた。

















イワキさんはB級ジャッジの試験があるので出艇できず
午後からはモトツさんとノボルさん、私の
3人で子供たちの練習をみることになった。

子供たちを先に出して
ゴムボートで沖に向かうと
防波堤の入口でコウシとシオが手を振っている。

どうしたぁ?

 沈してるぅーーー

この日は小学2年生のBクラスが2艇出艇していた。
小学2年の頃のコウシなら、まず全然乗れない
くらいの強い風だ。昨日よりも強い
たぶん10mを超えているだろう。
防波堤の風裏でOPを起こし、水を抜いて曳航する。
沖にでてしばらくするともう1人の2年生も沈した。
2年生の2人をコーチボートに引き上げた。
海に飛び込んで救助にあたった
上級生のリュウ、ケイスケは
寒い、寒いを連発していた。

強風の中、午後4時まで
上、サイド、アウターのコース練習をして
2日間の合宿を終了した。


今年は合宿、大会を通じて
鹿児島ジュニア、鹿屋海洋クラブの子供たち、保護者、関係者の皆さんに
どれだけお世話になったことだろう。
今年は本当にありがとうございました。
来年もどうか、どうかよろしくお願いいたします。

     ダイチ父、コウシ父、ダイチ、コウシより

2006年11月13日月曜日

はるかぜ進水式

20061112
ゴトー先生が手塩にかけてコツコツと整備してきた
コーチボートの「はるかぜ」の進水式をしました。



















ゴトー先生が艇庫の管理人になって、しばらくしてから
どこからか古ぼけたゴムボートを持ってきた。

 先生 これどうすると?

 ヒマを見つけて少しずつ直そうと思っています。

見ればそのゴムボートは、空気が抜けて気室を補強している
シールドも剥げている部分がたくさんあり
正直、こんなものが再生できるのだろうかと思った。

 このゴムボートはメンテを受けずに放置してあり
 死にかけていました。
 ゴムボートは安くで買えるものではありません。
 管理を任された管理者がボートの利用の仕方や
 メンテナンスの仕方を使う人達にキチンと伝えて
 みんなで大事にすれば、本来、ずっと使える丈夫な
 ものなんです。
 どこか調子が悪くなって乗れなくなったからといって
 使わなくなると再生するのにかなり手間がかかります。
 こんなになるまで放置されていたこのボートは
 かわいそうですよねぇ。

ゴトー先生の言葉を聞いて
自分も振り返り反省させられることが
たくさん浮かんできた。

ゴトー先生から少しでも船のことを勉強しよう。
そして子供たちにも教えてあげよう。

ゴトー先生の仕事はゴムの接着からはじまり
船底の修理、ボート本体の整備、艤装品の整備
とほとんどの部分に及んだ。
ヤグラ、風防、スピーカ、ホーンなど新しい艤装も
なされ「はるかぜ」は新艇で進水した時よりも貫禄のある
姿で生まれ変わった。
そしてなんと船台まで廃材を使って自作してしまった。

 もちろん、ゴトー先生の豊富な知識と経験をもってしても
作業の全てがスムーズにいったわけではない。

接着がうまくいかなくて接着剤を何種類も試してみて
やっと接着できたり、強度が足りなくて何度もやり直し
たり、その他にも見ている者の想像のつかない
ご苦労も多々あったと思います。


ダイチの父が手伝って最終チェックです。

















はぁーい。集まって! 進水式するよぉーー

















進水式はこうやって船首にビールかけるんだよ。
















こらっダイチっ!
ビール舐めるな!
















ゴトー先生と「はるかぜ」  ハイポーズ



















いよいよ進水。





















走りはどうだ?





























艇庫でいろんな物を作ったり修理したりしているゴトー先生も
素敵ですけど、やっぱり船に乗ってる先生は光ってます。



















ゴトー先生。
現役の先生を今年の春に退職されたけど
いつまでも子供たちと私たちの先生でいてください。

2006年10月16日月曜日

鹿屋体育大学学長杯オープンヨットレース

20061014~20061015
鹿児島県鹿屋市鹿屋大学海洋センター





















大会前日、サカグチさんのご好意で鹿屋の練習に
参加させていただきました。


















サカグチさん今回もお世話になります。


















軽く飲むつもりでサカグチさんをお誘いしたところ
サカグチさんの奥さまが大量のお肉を買ってきてくださって大宴会に・・
逆にご馳走になりました。

熊本ジュニアのヤマカワ先生、モリタくんのご家族も到着して
いっしょに飲みました。


















ムっちゃんのお父さんが夕方、わざわざ沖に出て
イカを釣ってきて刺身でふるまってくれました。
吸盤が口に吸い付くくらい新鮮でした。


















テントは映っていないけど
今回は高須海岸入口にある派出所横の空地にテントを張って
キャンプしました。


















モリタくんの艇を調整中のヤマカワ先生


















今大会はOPだけでなくいろんな艇種のレース
が開催されました。
大会会場にはぞくぞくと選手が集まってきてます。


















開会式
どうやらサカグチさんも選手で参加するみたいです。


















いつも元気な鹿児島ジュニアの子供たち


















出艇待ちです。


















おとうさん 行ってくるわ。
親は全員、堤防から陸上観戦です。


















出艇だけど・・
風ありません。


















沖に出たら吹いてきて
なんとか3本できました。
で・・・表彰式


















本大会のスポンサーの大海酒造さんから
「海」っていう名前の焼酎をいただきました。