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2008年10月21日火曜日

OPの傷

20081019

昨日、子供たちが海から上がった後に、
大変なことがおきていた。
コウシが着艇する時に、沖からの波に押され
スロープに打ち上げられてボトムに大きな傷が何本も入ったのです。
 
 頭の中が真っ白になった。

沖のうねりが湾内まで入ってきていて、
その上、スロープに対して強風の追い風で、
スロープの上の方まで波がかけ上がってきていたのが
わかっていたのに、着艇の時にスロープに
私がいなかったことを悔やんだ。

着艇してからすぐにヒロイケ先生に相談すると
根気よく丁寧に修理すればきれいになるとのこと

 しかし、どのくらいきれいになるのか?
 元どおりになるのか?
 技術のない私の修理で大丈夫なのか?

ヒロイケ先生に修理の手順と、注意する点を聞いて
早速、キズの部分をペーバーでこする。
全ての部分にペーパーを入れるとかなり痛々しい感じになった。
次に削った粉をきれいに水で洗い流し
天日で夕方まで干して乾燥させた。

ヒロイケ先生が帰った後、ゴトー先生が手伝ってくださり
傷を埋める作業まで終了した。

日曜日はコウシの運動会だった。
最近、どこの小学校でも運動会の前に測ったタイムを元に
徒競走の組み合わせを決めている。
同じくらいのタイムの子供がいっしょに走るのは
見てておもしろいものではない。
コウシの組は体の大きな子供たちばかり
結果はビリの方だった。
体格に関係なく、大きな子と走っても速い子供は速いのだから
まぁしょうがないか
ようがんばったね!
昼すぎには学校を後にして艇庫に向かった。

水ペーパーを使って、盛り上がった部分を削る。
腰が痛いと言っていたゴトー先生も手伝ってくださった。
作業すること2時間、なんとか盛り上がった部分がなくなった。
1000番くらいのペーパーを使って少しづつ面をそろえていく
作業を続けると、盛り上がっていたはずなのに痩せている部分
が数箇所見つかった。これは次回修理することにする。
暗くなるまで無心でペーパーをかけて無残だったボトムが
見られるくらいまできれいになった。
今日の作業はここまで、後は昼間に太陽の光に当てて
細かい部分をチェックしてみないとわからない。
丁寧にアドバイスをしてくださったヒロイケ先生、
遅くまで手伝ってくださったゴトー先生、
本当にありがとうございました。

コウシの艇はクラブ所有艇である。
クラブ所有の物は、先輩方が残してくれたもの、
クラブ員みんながお金を出して買ったもの
みんなの物だからこそ大事にしなきゃいけない!

艇はセーラーの命
いいかげんな修理はできない。

走りには影響ない?
そんな問題じゃない!!


次の子供に譲る時

 この艇はボクが大事に使ってきた艇だから
 君も大事に使ってね。
 大事にすればきっと速く走ってくれるよ

胸をはって渡せるように大事にしよう!

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