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2006年5月10日水曜日

第26回西日本少年少女オープンヨット大会 2日目

20060504 (晴れ)
第26回西日本少年少女オープンヨット大会 米子市中海




















朝6時起床
子供たちの部屋に行くとコウシは起きていた。
ベットの上で布団にくるまって眠そうなダイチを
起こし、子供たちの部屋でいっしょに朝食をとる。
ダイチの父と私のサンドイッチはホテルの冷蔵庫の
中で凍っていてシャリシャリしてまずかった。


湊山公園に着くと、いい具合に出艇場所に通じる
道の隣に車2台分のスペースが空いていた。
子供たちは艇の準備。大人は観覧の準備をしていると
出艇時刻が迫ってきた。

Aクラスが先に出艇し、続いてBクラスの番になった。
ここはスロープが無く、水面と同じ高さのポンツーン
からOPを抱えて水に入れる。

普段、子供たちが出艇した後は観覧艇か持参した
ゴムボートに乗ってレースを観覧するのだが
今回はレース海面が護岸に近いので整備された
護岸にマットを敷きイスを並べて
リゾート気分での観戦となった。
コウシのレースを陸から観戦するのはこれが
はじめてである。
陸から近いと言っても親の声は子供に届かない。

 叫ばなくてもだいじょうぶやろうか?

今までのレースでは、コウシに向けてレース開始から
終了まで叫ばずにいたことなど一度もなかった。

 おらぁー シート引かんかぁーー
 
 お前どこ行きよるんやぁーー

レースでは怒声のサポートはもちろん禁止である。
しかし、ゴムボートや観覧艇に乗りコウシの近くに
いるとどうしても叫んでしまっていた。

コウシが自分で考え自分で判断しなければならない
ノンサポートのレースがスタートした。

Bクラス、参加艇数31艇

スタートしてからほとんどの艇がポートに返す中、
コウシはスタボーで進んでいる。
陸上から見ると艇団の奥行きがはっきりわからないが
スタポーで進んでいるコウシが不利に見える。

 早くポートに返せ!

コウシは自分の後方をポートで抜けていく艇団には
気づかないようだ。
ずいぶん時間が経過してからポートに返した。
上マーク付近では艇団が入り乱れていて
私たちが観覧している位置からは、
どの艇が高い位置にいるのかわからない。

 コウシいいとこいるじゃん!

誰かが言った。
あわてて双眼鏡を覗くとコウシは上マークを
4番手で回航。
下マークまでに1艇を抜き、
ゴールまでの上りでは
なんとか順位をキープ
3位でゴールした。

その後のレースでは
上マークで、はじめてのトップ回航を2度したが
上からサイドでセールが風に合っておらず
後続艇に抜かれたが上位に絡む良い
レースが何本かあった。

このレースが3レース目となったダイチは
ほとんどのスタートで第1線からスタートできたものの
レース経験不足のためクローズで周りの艇
に翻弄されしっかりコースを維持できなかった。
元々スピードのあるダイチは
サイド、下までは他艇と同等に走っていたが
下マークからのクローズでまた順位を落としていた。

普段、練習ではダイチとコウシは
同じ練習をして同じように走っている。
ダイチがクローズでキチンと走れないのは
多くの艇と走るレース経験が少ないので
他艇に惑わされ、どう走って良いのか
感覚的にわからないのだと思う。

初日は、風待ちもなく
大会中に予定された7レースのうち
6レースを消化した。

成績が良かったら焼肉
悪かったらお茶漬けと
子供たちと夕食の約束をしていたが
観戦にバテた親が体力をつけないとイカん
ということでお茶漬けはヤメて
元気の出そうなものを食べにいくことにした。

ホテル出て道路を渡るとすぐに
米子市の歓楽街になっていて
5分くらい歩いたところにホテルで聞いた
お目当ての「かば」があった。

掘り炬燵のある居酒屋で
お店の入口に境港であがった日本海の
おいしそうな魚が並んでいる。

 期待できそう。

刺身は新鮮で、九州ではお目にかかれない
ハタハタなんかもおいしかった。
店員さんもフレンドリーで子供たちと
ワイワイやっているとポテトの大盛りを
サービスしてくれた。
5人でお腹がいっぱい食べたけど
料金は安かった。

  近くにおいしいケーキの食べれる
  おしゃれな喫茶店ありませんか?

ダイチの父が「かば」の店員さんに尋ねたら
わざわざその喫茶店まで案内してくれた。
珈琲工房「喜多川」でおいしいコーヒーを
飲み、帰りにお菓子をもらった。
米子の太っ腹なサービスに
子供たちは大喜び

ホテルへの帰り繁華街をプラプラ歩いていると
手焼きのせんべい屋さんがあった。
米子名物!?六方焼「ちとせ」
ダイチの父が

 これは買わんとイカんやろ!

地元のお菓子、六方焼をゲット!
ここでもまたまたサービスのせんべいをもらった。
なんでこんなに米子はサービスがいいんやろう。
おじいちゃんありがとう。

咲い地蔵(わらいじぞう)に
明日の必勝をお願いしてホテルに帰った。

米子の繁華街は
路地裏に歴史のありそうなお店や
元気そうなお店があって
いつまでも散策していたい
街並みだった。

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