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2008年12月17日水曜日

坊ちゃんカップジュニアヨット大会

20081213~20081214


松山ジュニア主催の「坊ちゃんカップ」に行って来ました。
















ヨットレースの遠征としては、はじめての四国
宮崎から臼杵まで170キロ
臼杵から宇和島フェリーで約2時間半で八幡浜に上陸
そこから会場となるマリンパーク新居浜まで120キロ
時間的には遠かったが車で走りっぱなしの遠征に
くらべかなり楽チンな遠征でした。

新居浜まであと30キロの石鎚山SAに
夜中の12過ぎに到着 湯たんぽを抱いて熟睡。

5時半に目を覚ますと隣に見慣れたスガウチさんの
車が停まっていた。もちろん爆睡中
6時すぎに松山のワタナベさんが到着して
いっしょにうどんを食べて、一路、新居浜へ

早朝の会場は、松山ジュニアの皆さんが
準備に追われていました。
10時すぎまでに各ジュニアチームが続々と到着
お母さん方だけでトレーラーを引っ張ってきた
別府、光のアマゾネス軍団も無事に到着
男性でも躊躇するのに女性だけでトレーラーを牽引
 たくましすぎます。

開会式、スキッパーズミーティングの後
選手たちは元気に新居浜の海へと出艇していった。














一本目、コウシは1上を7位で回る
2上で順位を大きく落とし、ビリ近くに
どうやったらそこまで落ちることができる?
どっかで休憩しとった?
ため息とあきらめで、観戦が一気に不安になる。

2本目、15位くらいで1上を回り、途中で風が無くなりコース短縮
3マークでフィニッシュ。9位

3本目、またまた途中で風がなくなり3マークでフィニッシュ 9位
2本目、3本目がコース短縮にならなかったら絶対この順位じゃなかったはず!

初日のレースの反省点を本人に伝えようと思っていたが
私は楽しいレセプションとおいしいお酒で盛り上がり、
そんなことは頭からフッ飛んでいた。














松山のワタナベさん上機嫌♪














今回、Bクラスで1,2フィニッシュを飾った
北九州ジュニアのナエドコ選手、ニシザワ選手のお父さん
Aクラスに追いつく勢いでした。














一番最初に寝たのは北九州のナエドコさん
2番目は兵庫のチョンさんかな?














コウシも夜中まで、ビーチフラッグやバトミントンで盛り上がっていたそうだ。
部屋割りは、親は大広間、子供は、数名毎に部屋を割り当てられ子供たちだけで宿泊。

2日目
OP選手は、朝早く暗いうちから艤装をしていた。
遠征慣れしている子供たちは、だれから言われることもなく
朝起きると自分たちで艤装をはじめる。

昨晩遅くに雨が降ったらしく 
空はどんよりして、OPのセイルが風にはためいている
風がある!今日はいいレースが出来そうだ。

8時10分出艇
本船側から上マークを見て、左から右に潮の流れがある。
1上から見て、左の海面の一番奥にコウシを見つけた。
バカヤローッ!
スタート直後から右海面に延ばすだけ延ばしスターボで上がって
来ている。そこまで延ばす前に潮に気づけよ!
当然、スタートして潮上に向けて走った組に追いつけるはずもなく
ゲベで1マークを回る。

5本目
スタートしてから風はグッと落ちた。潮はあいかわらず速い。
コース短縮で2マークフィニッシュとなり
先頭艇が1マークを回って しばらくして超微風になった。
1から2マークを見て、潮は右から左に流れている。
ほとんどの艇が、いつ落ちるかもしれない風、潮の強さを考えておらず
プロパーコースの下側を走っている。皆落としすぎて
2マークのフィニッシュ手前まで進んだ後、2マークまで潮を上るハメになった。
ほとんどの艇が微風と速い潮のため2マークの直前で悪戦苦闘している。

船上の注目を集めたのは
福岡のマツリちゃんだった。
マツリちゃんは1マークを回った後、
落とさずにプロパーコースをしっかりキープ
先行艇をゴボウ抜きしてフィニッシュ
マークボートの上で歓声が上がった。

今回のマークボートは楽しかった。
いつも絶好調の「もう1本」オヤジと濃い広島の皆さん
光のリバースさんは、選手が潮を読む目印にと
2度ほど撒餌をし、早々にマークボートを後にした。

あっと言う間の2日間だったが
松山ジュニアのみなさんのお接待で楽しい遠征だった。
フェリーの時間を切り上げたため、一足早く会場を
出る私にクロカワコーチが来年もぜひきてください!
と声をかけてくださった。

松山ジュニア、県連の皆さん、心に残る大会を
ありがとうございました。
もちろん来ますよ!  来年も!

2008年10月28日火曜日

2008鹿屋体育大学学長杯

20081025~20081026

鹿屋体育大学学長杯に行ってきました。


















今年で3回目の参加になるはずだった鹿屋カップは
残念ながら中止になり、学長杯だけの開催になりました。


土曜日の早朝、鹿屋海洋センターに到着
集合までまだ時間があるので高須海岸の隣にある漁港まで
足を延ばした。
港に車を停めゆっくりしていると 

 ひさしぶりやねぇ

振り返ると懐かしい顔が・・
ムっちゃんのとうちゃんのナカムラさんだった。
福岡でがんばっているムっちゃんのこと
今年からOPをはじめた末っ子のカオルくんのこと
明日の学長杯のこと
久しぶりで話しが弾んだ。

海洋センターに戻って、サカグチさんと
鹿屋の皆さんに挨拶したあと、
宮崎の2人とカオルくんの3人で海へ
4月にOPに乗りはじめたカオルくんはチョー微風なのに
風への反応はピカ一。
OPのスターンだって持ち上げることもできる力持ち
話すとしっかりしていてとても小3とは思えない。
鹿屋もメンバーが少なくて練習がさみしいって言っていたけど
カオルくん がんばろうね!
すぐに上手になるよ!

朝はそこそこ吹いていた風も
ナカムラさんの風予報が的中して
お昼に近づくにつれ風がなくなりました。

着艇すると鹿屋海洋スポーツセンターの皆さんが
チャーター艇の準備と今夜のレセプション?の準備を
していました。
鹿屋カップは無くなったのにレセプションが
あると聞いて子供たちは大喜び














お昼からサカグチさんが味噌味のホルモンを
焼いてくれました。そのうまいこと! 
持参した弁当をひろげていましたが
弁当のおかずには箸が向きません。
スーパーで売っている味噌味のホルモンとは
比べられないくらいジューシーで最高でした。















小学2年生までコウシのコーチをして
いただいていたサイワキコーチがわざわざ
奥さんと息子さんを連れて遊びに来てくれました。












お父さんに似て体格の良い息子さんは
寝起きでご機嫌ナナメ、その上
ヘンなオヤジがからもうとしたから大変
次に会う時までにタックできるように
なっていてね! エッ?
コーチ!次回はゆっくり飲みましょう!


子供たちは、砂浜に穴を掘りをはじめた。
途中、ダイチがスコップを取りに戻ってきたけど
無風で出艇しないのをいいことに
穴堀りは延々と夕方まで続きました。

この深さ アリエナイ

共同作業でカオルくんとも仲良くなれた
ようです。














夕方、そよっときて
子供たちは2キロほど離れた明日の大会の会場の
鹿屋体育大学の海洋スポーツセンターまで
大学生のタビラさんといっしょに
微風の中を移動しました。














夜のレセプションは明日の参加選手と
鹿屋の皆さんとで盛り上がりました。
新鮮なカンパチの刺身に、夕方、ナカムラさんが
釣ってきてくれた新鮮なイカ、新鮮な海の幸、




























鹿屋の若者に元気をいっぱいもらいました。














大会当日です。














ナカムラさんはウィンドでエントリー
独身時代には各地を転戦していたそうです。
レースにいっしょに行くのがデートだったと
奥さんが話してくれました。










































なんと学長もウィンドでエントリーしていました。
すごいチャレンジ精神です!














シングルハンドクラスとウィンドクラス同時スタート














ダッフリングクラスとOPクラスがスタート














出る時から微風だった風は3レース目に
止まってしまいましたがなんとか予定通り
3レースできました。
みんなが着艇をはじめた頃にいい風が・・・

選手が上がってくると
おいしいブタ汁が待っていました。














昨日いっしょに練習した3人は
みんな商品をゲットしました。














2年ぶりに参加した鹿屋体育大学学長杯でした。
今年も鹿屋のみなさんといろんな話をして交流を
深めることができました。













運営をしてくださった鹿屋体育大学の職員の皆さん
ヨット部のみなさん、鹿屋のみなさんありがとうございました。
また、来年も参加します!

2008年10月21日火曜日

OPの傷

20081019

昨日、子供たちが海から上がった後に、
大変なことがおきていた。
コウシが着艇する時に、沖からの波に押され
スロープに打ち上げられてボトムに大きな傷が何本も入ったのです。
 
 頭の中が真っ白になった。

沖のうねりが湾内まで入ってきていて、
その上、スロープに対して強風の追い風で、
スロープの上の方まで波がかけ上がってきていたのが
わかっていたのに、着艇の時にスロープに
私がいなかったことを悔やんだ。

着艇してからすぐにヒロイケ先生に相談すると
根気よく丁寧に修理すればきれいになるとのこと

 しかし、どのくらいきれいになるのか?
 元どおりになるのか?
 技術のない私の修理で大丈夫なのか?

ヒロイケ先生に修理の手順と、注意する点を聞いて
早速、キズの部分をペーバーでこする。
全ての部分にペーパーを入れるとかなり痛々しい感じになった。
次に削った粉をきれいに水で洗い流し
天日で夕方まで干して乾燥させた。

ヒロイケ先生が帰った後、ゴトー先生が手伝ってくださり
傷を埋める作業まで終了した。

日曜日はコウシの運動会だった。
最近、どこの小学校でも運動会の前に測ったタイムを元に
徒競走の組み合わせを決めている。
同じくらいのタイムの子供がいっしょに走るのは
見てておもしろいものではない。
コウシの組は体の大きな子供たちばかり
結果はビリの方だった。
体格に関係なく、大きな子と走っても速い子供は速いのだから
まぁしょうがないか
ようがんばったね!
昼すぎには学校を後にして艇庫に向かった。

水ペーパーを使って、盛り上がった部分を削る。
腰が痛いと言っていたゴトー先生も手伝ってくださった。
作業すること2時間、なんとか盛り上がった部分がなくなった。
1000番くらいのペーパーを使って少しづつ面をそろえていく
作業を続けると、盛り上がっていたはずなのに痩せている部分
が数箇所見つかった。これは次回修理することにする。
暗くなるまで無心でペーパーをかけて無残だったボトムが
見られるくらいまできれいになった。
今日の作業はここまで、後は昼間に太陽の光に当てて
細かい部分をチェックしてみないとわからない。
丁寧にアドバイスをしてくださったヒロイケ先生、
遅くまで手伝ってくださったゴトー先生、
本当にありがとうございました。

コウシの艇はクラブ所有艇である。
クラブ所有の物は、先輩方が残してくれたもの、
クラブ員みんながお金を出して買ったもの
みんなの物だからこそ大事にしなきゃいけない!

艇はセーラーの命
いいかげんな修理はできない。

走りには影響ない?
そんな問題じゃない!!


次の子供に譲る時

 この艇はボクが大事に使ってきた艇だから
 君も大事に使ってね。
 大事にすればきっと速く走ってくれるよ

胸をはって渡せるように大事にしよう!

2008年10月20日月曜日

MRTテレビ

20081018

MRTテレビが取材にきました。

1週間ほど前に、ジュニアヨットの取材が決まり
担当のイシカワスポーツキャスターと電話で
打ち合わせを進めてきました。

当日、朝練をやるつもりで7時半に艇庫に着いて、
艇庫の2階から沖を眺めると沖はあいにく大荒れでした。
9時前に到着した取材クルーの方々と沖で撮るか、
湾内で撮るかを相談しました。
 
 私としては強風大波の中を力強くセーリングする姿を、
 撮影してほしいと思っていましたが見た人がスゴイと
 思うよりコワイと思うかもしれない、波をかぶって
 機材が濡れるかもしれない、なによりも安全を考え
 湾内で取材をしていただくことになりました。

撮影は朝のミーティング風景、出艇の様子、セーリング練習、
スタート練習、イシカワキャスターのディンギー初挑戦と続き、
子供たち、ゴトー先生のインタビュー
撮影スタッフの方々は陸上からの撮影、
ゴムボートに乗り込んでの撮影といろんな場所から
昼すぎまで撮影していただきました。
 
 コウシはインタビューで全日本への意気込みを
 聞かれたそうです。
 遠巻きに見ていましたが、緊張で顔がひきつっていました。
 親に似なくていいところばかり似るものです。

宮崎臨海公園はきれいなところなのですが、
市民の中には、公園を訪れたことのない人も多いと聞きます。
その中のサンマリーナみやざきでヨットの練習をしている子供
たちがいることもあまり知られていないでしょう。

今回、Mさんのおかげで宮崎ジュニアヨットクラブが、
テレビで紹介されることになりました。
MRTの放送を見て、このすばらしいサンマリーナみやざきで
子供といっしょに頑張ってみようと思う親子がひと組でも
でてくることを祈ります。

子供といっしょにヨットをはじめて5年になります。
ジュニアヨットの世界、最高です!

取材にきていただいたMRTの取材クルーのみなさん
ジュニアヨットのことを少しでも理解して伝えようと
いろんな質問をしてくださったイシカワスポーツキャスター
本当にありがとうございました。

スタッフの皆さんの写真を残したかったのですが
緊張してて写真を撮ることを忘れていました。

次回があることを楽しみにしています。

2008年10月15日水曜日

October福岡合宿

20081011~20081013

北京オリンピック・ヨット49er級石橋・牧野選手のラストセーリングです。
オリンピック仕様で走るのはこれで最後だそうです。
















大人は、OPセーラーそっちのけで
しばらく見とれていました。カッコ良すぎです。


先月に続いて、今月も
福岡ジュニアの合宿にお邪魔しました。

練習はオカダコーチのミィーティングからはじまりました。
何のためにこのメニューをやるのか、目的意識をもって練習するように!














高校生がゴミ拾いとスロープの掃除をしていました。













アジア選手権へ向けて最終調整に入ったソウサク
みんなが着艇した後も一人で練習していました。
ドーハの空に日の丸を上げてきてください!













サークリング














だれ?














正解は「もう1本オヤジ」です。

 「もう一本オヤジ」って何?

この方、その日最後のコース練習の時に
「もう1本お願いしまっす」って必ず言うんです。
この方の一声で、松山の皆さんは帰りのフェリーの時間変更をしました。
だけど、そのもう1本が積み重なって選手の力になるんですねぇ














寝ている時も笑ってたそうです。モリノシン














フリーの見本です。ケンタ














2日目の小戸の夕日














今回も福岡のお母さん方がおいしい食事を作って
くださいました。毎回、メニューは何かな?
って合宿の一番の楽しみでした。














暑くもなく、寒くもなく、チョー気持ちいいーー
外でカレーを食べる子供たち














食事の後は、その日の反省会です。
みんな自分のできないこと見つけられたかな?














今回、合宿に参加した全日に出場するメンバーは13人
ミーティングの後に合同の壮行会をしてくれました。
みんな最終選考会に行けるようにガンバロー!














至れり尽くせり
反省会の後はオヤツの時間
お菓子とアイスクリームをいただきました。














指のテーピングどうしたの?
最近、お父さんそっくりになってきたって
みんなが言ってたよ。














タカ 帽子 変じゃね?














3日間、微風から強風までいい風が吹きました。
オカダさん、スガウチさんいろんなメニューを
用意してくださってありがとうございました。






































































コウシ!
今晩、親切なオジさんから股を開いて乗るのを直せば
かなり早くなるってメールがきてたぞ!
土曜日は早朝練習じゃぁ!














ガイオウの走りは迫力がありました。
オカダコーチがガイオウのマネしてたよ。














合宿の最後、私から怒られたコウシを
リバースさんが励ましてくれました。















最高のメンバーと最高の天気に恵まれた福岡合宿でした。
全日本まであと2週間、みんなで上を目指しましょう!
福岡の皆さん、ありがとうございました。 感謝!感謝!感謝です。