ジュニアヨットクラブに入会すると
練習の時にはクラブ所有のヨットを
貸してもらえる。
コウシが乗っているヨットはOP級
(オプティスミト)といってヨットを始めた
子供が最初に乗る入門艇だ。
OP級は小学生1年生から中学3年まで
乗ることができる。
中学3年生までOP級に乗っていた子供
達の中には高校生になって上級者向け
の艇に乗り換え、上級生を押しのけて
いきなり高校1年生から県代表選手として
国体に出場する子供もいると聞く。
入門艇であるがディンギーヨットの基本
から上級で必要とされる技術、知識を
マスターするにはもってこいの船だ。
OPは大きくわけて
1.ヨット本体(船)
2.マスト(船から垂直に立つ鉄の棒、セイルの縦の部分が付く)
3.ブーム(マスト下方に垂直に付く、セイルの下の部分が付く)
4.スプリットポール(セイルの頂点を支えるためにマストに斜めに付く金属の棒)
5.セイル(帆)
6.センターボード(ヨットの底から海中に飛び出した長い板)
7.ラダー(船の進む方向を変えるために舵の役目をする板 船の後尾についている)
8.ティラー(ラダーに付いている棒 これを押したり引いたりしてラダーを動かす)
9.エアバッグ(ヨットの前方両方と後方についている浮き袋 これで沈しても沈まない)
10.メインシート
(ブームに付いているロープ これを引いたり出したりしてセイルを動かしてセイルが
一番よく風を受けるようにセイルを調節する)
2003年12月23日火曜日
コウシのヨット
2003年11月21日金曜日
冬のヨット
2003冬
秋も深まり少しづつ寒くなってきた。
冬のヨットはつらい。
練習の時に着る防寒用のスーツを探して
みるが一年生のコウシに合うようなサイズ
はなかなか見つからない。
最近、ようやく一人で乗れるようになった。
でも、少しでも強い風が吹けば泣き叫ぶ。
コウシの格好は
クツはネオプレーンで出来た底がゴムの
ディンギーシューズ。
パンツを脱いで
クラブから借りた子供用のウェットスーツを
一枚。足はひざまで。手はヒジまで。
その上にナイロンのジャンバー。
親が見ても寒そうだ。
頭にはヘルメット
ヨットが方向を変えるときにマストに垂直に
付いている金属でできた棒(ブーム)がコウ
シのアタマを襲う。頭を直撃すると大人でも
意識が遠のくくらい痛い。
初心者にヘルメットは必需品だ。
2003年11月3日月曜日
マイナーなヨット
他の子供が休みでコウシ一人の絵
ヨットは楽しいかと聞くと
うーん。わからん 。
今は同じクラブにいる小学生のおにいちゃ
中学生が1名
小学生がコウシを含めて2名
最初にクラブに入会する前に少ないとは聞いて
いたがこれほど少ないとは思わなかった。
やっぱりヨットはマイナーなんだろう・・
世間では卓球少女の福原愛選手の活躍で
卓球をはじめる子供が多いと聞く。
日本人って、何かがメディアで取り上げられる
と、すぐそっちになびく
大人でもヒマをもてあましていると
楽しいことないだろうかぁ
自分は何に向いているんだろう
と考えたりする。
でも大人は経験から
何かと出会って、もしそれをはじめたとしても
続くかどうか、おおよその検討はつく。
でも大人もメディアと流行に流されてるような気がする。
まぁどうでもいい。
コウシには「ヨットやってます」って言わせてみたい。
ヨットはマイナーかもしれないけど
なんかカッコイイ
2003年9月1日月曜日
ジュニアヨットクラブ
2003秋
コウシ小学1年
ジュニアヨットクラブに入会することになった。
ヨットが何なのか、今からどこに連れていかれるかも
わからないコウシを連れてマリーナに向かう。
もちろん私もヨットが風で走ることぐらいしか知らない。
ハイ。乗ってみようか!
エっもう乗るんですか?
ディンギーヨットの簡単な説明の後
いきなり乗ることになった。
コウシは中学生の女の子が乗せてくれることになった。
お父さんも乗ってみましょうか?
エッ私も!
コウシは中学生といっしょに乗っていて船の前(バウ)の方にコンパクトに収まっている。
下を向いて動かないので小さな荷物を乗せているようにも見える。
楽しそうには見えない。
その間、私が乗るヨットの準備(艤装)が完了して
私も海にでた。
岸から離れたかなと思ったらいきなり沈没(沈)
コウシと私の先行き不安なヨットへの挑戦がはじまった。
2003年8月22日金曜日
2003年8月20日水曜日
ヨットとの出会い
2003夏
ヨットだ!
ヨットをやろう!
でもどうやったらヨットに乗れるようになるんやろう?
ヨットに乗っている人と知り合いになろう!
そう思った週末から、マリーナ通いがはじまった。
サングラスをかけた怖そうなオッチャンがヨットの整備をしていた。
思い切って声をかけた。
「船見せてもらえませんか!」
「おぉ エエぞ!」
話を聞くと、その大きなヨットは最近ではめずらしい木造船だった。
「走ってみるか?」
「マジすか!」
勇気をふりしぼって声をかけて良かった。
「どや?」
波を切る音だけの世界。最高だった。
思っていたよりもヨットは早かった。
どんどん岸が遠ざかっていく。
やっぱ コレや!
子供がおるならヨットを習わせるとエエよ。
そしたらアンタもいっしょに覚えられる。
オッチャンの一言でコウシのヨットクラブ入りが決定した瞬間だった。
2003年8月6日水曜日
夢
2003夏
38才
最近よくホームページで豪華クルーザーや豪華ヨットを検索するようになった。
このままいけば間違いなく、しがないサラリーマンで人生を終える。
非日常な世界を求めてネットサーフィン
そんな時、日本一周、九州一周をするヨットのページを見つけた!
ヨットを手に入れるまでの話、ヨットを乗れるように整備する話、
航海での人との出会いの話。
会社の代表を引退したお金持ちに混ざって、現役を引退したサラリーマン
もいる。
コレヤ!オレがやりたかったのはコレヤ!
現役を引退して中古ヨットを購入して、気の合う仲間や家族と旅を
する。ヨットは風で走るから燃料はあまりいらない。
急がない旅。航海して寄港した港で温泉に入ったり、人とふれあって過ごす。
天気が悪けりゃ何日も滞在して、他の楽しみを探す。
航海しない時は、ヨットを整備したりヨットをねぐらにしてマリーナの仲間
たちと過ごす。
うーーん 最高じゃん
2003年7月6日日曜日
釣りのこと
38才、あと10年ちょいで50になる。
最近、正月が来るのが早い。
仕事、趣味。なんとなく刺激が少なくなってきた。
25才の頃に磯釣りをはじめ、はまった。
年間釣行日数80日余り・・多くの仲間と知り合いができた。
30才の時、恩師の世話で小さなメーカー2社が私のスポンサーになってくれた。
それから31で結婚し、子供が生まれると思うように釣りに行けなくなった。
私の趣味への考え方は
1.人に左右されずに楽しめるものであること
2.目標があること。
3.週末の楽しみであること。
月に1回しかできないようなものでは趣味とは言い難い。
人の都合を気にしなくても自分でできるような趣味を持っていたい。
50才まであと10数年。
無駄に過ごすことはできない。
何か目標を見つけて挑戦してきたい。